春からの新生活 はたして未成年者はWiMAXを契約できる?[第7回]

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未成年者がWiMAXの契約をしたい場合

春先

春からの新生活。高校卒業後にそのまま就職する予定の高校生も、卒業と同時に遠く離れた大学に通うことになった高校生も、両方ともこの期に実家を出て新しい生活を始めたいと考えている子供たちは多いだろう。よく社会人になると同時に上京するなんて話も昔は聞いた。

 

そんな彼らの新生活において、はたしてWiMAXはとことん見方でいてくれるのだろうか?実際のところ、そういった現学生層をターゲットにした集客活動は一応おこなっているみたいで、新生活応援キャンペーンなどというような代物はUQ WiMAXでも見られる。

 

ただ、あくまでも未成年者である現時点で契約をしなければならないため、やはりすでに成人である社会人とは違ってそうそうすんなり契約することはできないようだ。そこで、今回は春先から単身生活に挑戦する現高校生の諸君らに対して、いま何をするべきかを教えていきたいと思う。

真っ先にしなければならないこと

親子

まず、こんなことを言うのはおかしいと思われるだろうが、「本当に自分の新生活にWiMAXが必要なのか?」ということを一度冷静になって考えてもらいたい。これは何もWiMAXに否定的な意見を持っているから言っているわけではない。

 

何か大きな決断をする前には、しっかりと客観的に物事を考えた上でおこなうのが社会人としての常識であり、WiMAXはそれに値する買い物なのだ。なぜなら、WiMAXは基本的に3年契約が軸となっているため、実際に支払う金額は、契約後3年間で20万円ほどにも及ぶ。果たして、あなたはこれをきちんと把握しているだろうか?

 

もし、高額だなぁと思ってしまったら、悪い事は言わないので考え直した方が良い。その場合は、ネットの選択肢として「WiMAX」なのか、「固定回線(光回線)」なのか、あるいは「スマホのネットプランを増量」などいずれかの選択肢をもう一度検討してみよう。ちなみに、一番コストパフォーマンスが良いのがWiMAXだが、契約期間の縛りが長いので注意が必要だ。中には短期間だけ契約できるプロバイダも存在するので、そちらも調べてみると良いだろう。

未成年者だけでは契約することができない

No

さて、WiMAXの契約において覚悟を決めたら、今度は親を説得しなければならない。本来、WiMAXは未成年者の申し込み時には必ず後見人(保護者)の同意が明記されている書類が必要となる。これはWiMAX以外においても同じだ。何か契約書類を書く場合は未成年だけのサインでは足りず、保護者の同意が分かる
書類の提出も必須なのは世間の常識。

 

そもそも、一人暮らしを始める際に必ず保護者から同意を貰っているはずなので、賃貸借契約の時と同じようにWiMAXに関しても同意を貰おう。WiMAXが一体何なのか知らない場合は、それを具体的に分かりやすく説明する義務が発生する。どうしても親世代はITインフラに疎い人が多いが、最近はどうだろうか。

 

WiMAXが何なのかという説明をする上で重要なポイントは4つ。

  1. WiMAXは光回線や携帯電話のネット接続プランよりも月々の料金が安いということを伝える
  2. WiMAXは外出先でも基本的にどこでも使えるということを伝える
  3. WiMAXは3日間で10GB〜15GBの通信量が可能でオーバーしてしまってもネット観覧くらいであればいくらでも可能であるということを伝える
  4. 最後に、WiMAXは固定回線と違い外出先でも利用できて、スマホのネット接続プランと違って圧倒的にコスパが良いというまとめを伝える

この4つのポイントを上から順番に伝えていけば、おそらくWiMAXがどういったサービスなのかを理解することができるだろう。よくテレビコマーシャルでもUFOをモチーフにしたものが放映されているため、「あぁアレね」とすんなり話を聞いてもらうことができる可能性も高い。

 

そして、実際に親に協力してもらえることになった場合、必要になってくるのは親権者同意書と本人確認書類のコピーである。また、WiMAXのプロバイダは基本的にクレジットカードの登録が必須なため、しっかりと親を説得した上でクレジットカードの番号を登録してもらおう。

 

ちなみに、親に黙ってこのような行為をおこなった場合は、最悪の場合、あなたの新生活が破綻してしまうので注意しよう。

 

また、実際に各種プロバイダに申込みをおこなう時は、きちんと未成年者でも契約できるようにガイダンスが組まれているため、保護者の方と一緒にそれを読み進めていけば良い。なお、クレジットカードは未成年者では作成できないので、この道は避けて通れないことを認識しておいてもらいたい。

 

くどいようだが、くれぐれも親権者に黙ってクレジットカードを利用したり、同意書のサインを偽造したりしてはいけない。これは民法に反する行為であり、のちに必ずバレてしまう愚行である。一度でもクレジットカードを持ったことのある社会人なら分かることだが、あらゆる使用履歴が明細に明記されるようになっているため、いつ何に対して料金を支払ったのかは来月になると必ず分かる。もし、あなたの親御さんが身に覚えのない料金を支払わされていたことに気付いた場合、その後、そのクレジットカードは破棄されてしまうだろう。

 

すると、翌月以降の支払いは手続きができなくなり、あなたの元にはプロバイダから請求書が届き、それを無視した場合は契約違反とみなされ無事に犯罪者の仲間入りだと思っていてもらいたい。もし発覚後に親に相談したとしても、親からは心底見放されるだろう。やっていることが親の財布から20万円を盗んだことと何ら変わりないからだ。そんな子供を、はたして新生活のために単身で生活させておいても安心できるだろうか。答えはもちろん否。不安になった親は、あなたの新生活を考え直すように問いかけてくるかもしれない。

 

このように、親に黙って子供が契約をすることで、あらゆる面で面倒臭いことが起こってしまう。しっかりと後先考えて行動を取らなければ、全ての責任が自分の方に向かってくるということを肝に銘じておいてもらいたい。

 

説教臭くなってしまって申し訳ないが、これは非常に大事なことなので長々と忠告させてもらった。

 

WiMAXを視野に入れて新生活の足掛かりにするという行動はとても将来性のある子供だということが分かるし、ITに関するセンスも優れている。ただ、守らなければいけないことは、今後の人生の中できっちりと理解しておいてもらいたいのだ。そうすることで、自分の進むべき道を妨害する障害物が自然と少なくなっていく。

 

なるべく都合良く人生を歩むためにも、逃げてはいけないことに対してはそれを見極めてしっかりと立ち向かう勇気が必要だ。